夫は脳梗塞が起こる前に左足ががくがく震え、立っていられないほどの揺れを感じて
思わずそばに会った一斗缶に座って様子を見たそうです。
これが脳梗塞発症のサインだったのです。
2分~3分で収まったということですが、明らかにいつもとは違うことです。
自分の体が教えてくれる小さな変化を忙しいからとか、迷惑をかけるとか
もう少し様子をみてというのでは手遅れになります。
脳梗塞発症のカウントダウンは始まっているのです。
職場に迷惑をかけるというのは一時の事です。
発症してしまってはもっと迷惑をかけることになります。
体に普段とは違う異変を感じたら一人にならないことも大切であると思います。
倒れたとしても同僚ないし、人がいれば救急車を呼んでくれると思います。
夫は一人で会社で倒れて麻痺した半身で数時間格闘してやっと私に連絡を入れましたが
発症から投与まで5時間以上たっていました。
脳梗塞は時間との闘いです。早く血液サラサラの薬を投与すれば障害を軽くすることが出来るといわれています。
脳梗塞を発症してしまったら自己判断で血液さらさらの薬を飲むのをやめないことです
不整脈が原因の場合はなおさらです。
夫は重い後遺症を残しました。医者は脳梗塞の状態から歩行は無理と言われました
療法士もいろいろな専門の方が車いすを使って公共機関を使って移動ということでした。
本人は絶対に歩きたいと強い願いと信念を持ってリハビリに懸命に取り組みました。
自主トレも他の誰より一生懸命にやっていました。
時には折れそうになる自分の心に鞭打ちながら今もリハビリを続けています。
まだまだ発展途上でありますが。この努力に頭が下がります。
絶対にあきらめないという心が不可能を可能に、夢を実現させるのだと学びました。
一緒に夢を実現できるように歩んでいきたいと思います。