61歳で心原性脳梗塞になった夫と生きるブログ

夫が脳梗塞になりました。医者は歩行は無理と言っていましたが何としても歩きたいという夫の願いに寄り添いながら日常を綴ったブログです

脳梗塞発症からきた痛み 夜間痛 亜脱臼痛 痛風

1:夜間痛が睡眠を妨げる

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どんな痛み?と聞いても表現ができないというのです。
強いていうなら体の中からうずうずする感じです
これは脳梗塞をやった人に見られる痛みで病院内で情報交換したら多かったです。
どこが痛いのかわからない、いてもたってもいられない痛みで眠れません。
明け方に疲れ果ててやっと寝入りますが、規則正しい病院の生活は検温、
血圧測定、食事等で嫌でも起きなくてはなりません
 
9時から訓練があるととても体力が持ちません。
2回ほど訓練をお休みしたいとお願いしたことがあります。そのくらい辛いものです。
この夜間痛には数年悩まされています。
脳梗塞を患った人に起きやすいようです。
 

2つ目の痛みは左肩の亜脱臼でした。

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左半分全く感覚がありません。
ベッドに寝ている時、健常者からすると
左手がどのようになっているのかと思うくらいあっちの方にあったり
ねじれていたり痛々しかったです
終始手はブランと腕の重みでぶら下がっていました。
トイレに行くのにとても不自由しました。
常時3〜4キロの重さをぶら下げているのです
 
健常なら自分の意思で保っていられますが感覚が無いのです。
腕の骨折の時の様にベルトのようなもので固定してはダメかと聞きましたら
その形に固まってしまい伸びなくなるので我慢してくださいという事でした。
トイレに行く時だけ許されました。
普段は固まるので禁止でした。
 
亜脱臼が進んで指二本分位づれてきてそれに伴い
とても痛がりました。
半年間のリハビリで亜脱臼も指一本入るか入らないほどに回復しました。
 

3:持病の痛風の痛み

元々尿酸値が高く痛風の発作が年に2〜3回ほど出ていました。
尿酸値も何も起きない時も数値が7ほどで発症すると9位まで上がっています。
若い時から尿酸値は高く尿路結石も発症していました。
 
脳梗塞を起こして入院中にいきなり腫れていました
いつもなら前兆(来るかも来るかもという)があるのですが
いきなりでした。
今回はベッドでしたので歩くことはなかったですが、
発作で足が腫れているにもかかわらず
一度も仕事を休んだことはありませんでした。
痛みに強いと言うか鈍感というか凄まじかったです。
この痛みは経験した事でないと痛みの辛さをわからないと言いますが
本当に度々発作を起こしていました。
 

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痛風は暑い夏の方が出やすかったです。

仕事は肉体労働で一斗缶を何十個もトラックに詰め込んだり
セメントを積んだりというハードでした。
夏場は汗で服が絞るほど出ました。下着までびっしょり。
1日に数回着替えていました
 
その分の水分を補給するのです。夏場は4ℓほどは取っていました。
それでも血液の濃度が高くなって発症しやすい状況でした。
 

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他には麻痺のため食事をしていて唇を噛んでいました。今もあります。
私たちが歯医者で麻酔すると感覚がなくなって唇の動きも遅いので
ダラーと口から水分をこぼしたり
唇を噛んでしまいます。
その状態が顔も半身麻痺なのでよく唇を噛んでいました
 
その頃は噛んだ事も分かりませんでした。
歯も虫歯でグラグラしていました。
すぐに治したかったのですが脳梗塞の方が先だという事で
しばらくうまく噛めず不自由しました。
噛むと血が出ますが血液が固まりにくい薬を飲んでいますので
暫くティッシュで押さえていました。
 

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