61歳で心原性脳梗塞になった夫と生きるブログ

夫が脳梗塞になりました。医者は歩行は無理と言っていましたが何としても歩きたいという夫の願いに寄り添いながら日常を綴ったブログです

脳梗塞者の移動手段 民間タクシー 介護タクシー 

民間タクシー会社への車の手配の仕方 予約は出来ない

4月12日にケアマージャ、福祉機器会社 療法士の家屋調査で

一時帰宅することになり、タクシーを利用した。

 

病院やリハビリ病院などには公衆電話があり、

そこにタクシー会社の電話番号が書かれている。

 

タクシー利用はまだ先の事なので番号を控えておいた。

家に帰って4月12日の何時に予約をお願いしたいと電話した。

タクシー会社によるとタクシーの予約は出来ないそうだ。

 

利用の仕方は利用したい日の15分前に電話する。

  • タクシー会社の方が無線で、空車で走らせている距離的に近い所を走っているクシーはいないか連絡を入れる
  • 見つかると利用可能となる。
  • 利用者の名前を知らせる。
  • タクシーの番号を教えられ何色の車かも教えてくれる
  • おおよその時間も伝えられる。
  • お金を支払うとき呼び出し料金も300円請求される。

 

こんな流れになっており予約は出来ないという事だった。

 

その後何度か利用したが

うまく手配ができる時と、3箇所のタクシー会社に連絡しても

どれも都合がつかない事もあった。

そんな時は通りに面した所で待っていると意外と捕まることがある。

病院の前だからタクシーも意識して走らせているのかな?

 

タクシーの中に座席に座るまでがバリアフーになっている

タクシーもあり、これは乗りやすかった。

夫は自宅の車や普通のタクシーに乗る時、

麻痺側の足を車に入れ込むのに毎回大変な様子である。

ドアの下の部分に足がつっかえてモタモタして、

本人も申し訳なさそうにすみません。

と謝っているので、

できればこのようなタクシーに出会えたらと思う。

 

 

 

 

介護タクシーの利用の経験

www.minnanokaigo.com

 

 

介護タクシーを利用したのは一度だけある。

脳梗塞発症から1年経った頃自宅で転んで骨折し入院した。

 

最初の脳梗塞発症からリハビリ病院に転院する時は

同系列の病院だったので車椅子も貸してくれて

専用の車で送り届けてくれた。

 

今回は系列でないリハビリ病院になった。

車椅子は自前で用意しなくてはならない。

入院している病院に介護タクシーの情報をもらい

予め介護タクシーを予約して、日時を決めた。

 

転院当日病室まで車椅子を持ってきてくれた。

新しい病院に転院し、そこの病院の車椅子に乗り換えた。

 

急性期病院から新しく入院するリハビリ病院までは10分位の距離

費用は運賃として1470円 予約料金として3150円で、

合計4620円であった。たかいとおもいました。

 

 障碍者の移動では家族が車を運転できれば問題なく転院できるが、

車がない、家族が車の運転免許を持っていない、長いこと運転していないので自信がないなどの

事情があると障害者の移動手段は大変である。

夫は医者や療法士から脳のダメージから歩行は困難なので車椅子で

移動は公共交通機関利用を勧められた。

実はとても大変なことだと身をもって感じた事があった。

バスに乗る、電車を利用するという事が

障害者にとってどれだけハードルが高いものかを体験した。